中央青山監査法人に入所後、UBS証券投資銀行本部、KPMGヘルスケアジャパンを経て、2012年にユーザベースに入社。CFOとして同社のコーポレート部門立ち上げ、IPOやファイナンス、大型買収などに尽力し、2019年4月にユーザベースを退職、株式会社somebuddyを設立。スタートアップを中心に財務・コーポレート全般に渡るアドバイスを行う他、数社の上場企業他社外役員を行っている。
About
SUITz Tokyo
Outbound
Acceleration Program
SUITz TOKYO OUTBOUND ACCELERATION
プログラムとは?
海外展開を志す東京拠点のクライメートテック・スタートアップに対して、同分野に強みを持つグローバルVCとのマッチングの機会を提供し、資金調達を支援するプログラムです。
Participation
Benefits
参加特典
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- 海外のベンチャーキャピタル企業等との投資実行の機会を創出
- ピッチ・リバースピッチにはクライメートテック事業に投資を行っている海外のベンチャーキャピタル企業のキーマンが参加。マッチングした場合、個別面談を実施します。さらに具体的な連携の可能性が見込める場合には、個別に投資検討フローへの接続、NDAの提携を検討いただきます。
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- VCや有識者による資金調達に向けたメンタリング
- 海外のベンチャーキャピタルからの資金調達を目的とした、有識者によるビジネスモデルの壁打ちを行います。
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- 日本国内での成果発表・PR機会の創出
- プログラムを通して、アドライトが主催するクライメートテックに特化したウェビナー・SUITzや各種メディアを用いた、PRの機会を創出します。
Eligibility for
participation参加資格
Climate Tech分野においてユニコーン化を目指す、以下のいずれかに合致する者
- ①起業後5年以内程度で、東京都内に本店もしくは拠点を有しているスタートアップ
- ②参加後2年以内に東京都内での起業を計画している者
Instructor講師
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NAME 村上 未来
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NAME 市川 裕康COMPANY 株式会社ソーシャルカンパニー 代表取締役 / メディアコンサルタント
NGO団体、出版社、人材関連企業等を経て2010年に独立、株式会社ソーシャルカンパニーを設立。国内外のデジタルメディアの動向を踏まえ、大企業、政府機関、メディア企業、NPO団体等に幅広い分野でのメディアコンサルティングサービスに実績を持ち、2022年からは気候変動・脱炭素・気候テック等をテーマにリサーチやコンサルティングの活動を通じて海外と国内における情報ギャップを埋めることなどに注力。2022年春からは無料ニュースレター、「Climate Curation」を日英で毎週配信(購読者数延べ約5,000人)。1994年同志社大学法学部政治学科、1996年同志社新島スカラー奨学生としてアマースト大学を卒業。静岡県浜松市在住。
Climate Curation ニュースレター:https://climatecuration.theletter.jp/
Japan Climate Curation: https://www.linkedin.com/newsletters/6926786820902969344/
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NAME 鈴木 健吾
2005年東京大学大学院修士課程在学中に株式会社ユーグレナの設立に携わり、共同創業者の一人として研究開発の責任者を担当、2024年よりエグゼクティブフェローに就任。微細藻類の一種であるユーグレナの大量培養に関連した技術開発を中心に手掛ける。2016年、博士(農学)学位取得。2019年、博士(医学)学位取得。理化学研究所 微細藻類生産制御技術研究チーム チームリーダー、マレーシア工科大学 マレーシア日本国際工科院 客員教授、東北大学未来型医療創造卓越大学院プログラム特任教授(客員)を務める。
Mentorメンター
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NAME 武田 稔元シェルジャパン代表取締役社長
シェル日本代表、昭和シェル取締役会議長、エネチェンジ社外取締役、などを歴任
エクソンモービル、シェルを中心に40年以上に渡りエネルギー業界に従事。石油、ガス、LNGの上流、下流ビジネスを経験。エネチェンジでは独立社外取締役としてIPOを後押し。直近10年は太陽光を中心とした再生可能、電力事業をアドバイス、同時に多くの海外環境エネルギースタートアップの日本参入をアドバイス。現在、インドのアダニ・ニューインダストリー(アダニグループのグリーン水素・アンモニア事業)の日本代表、フィリピンの上場石油会社取締役、並びにスタートアップ企業数社のアドバイザー。MITスローンスクールMBA、ハーバード大学環境エネルギーセンター客員研究員。
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NAME 田中 隆悠COMPANY 株式会社マネーフォワード
Startup Studio新卒で三井物産に入社し中東・ロシア地域でのエネルギー関連プラントや発電プラントの開発プロジェクトを担当後、モルガン・スタンレーでの投資銀行業務等を経てFintech系スタートアップKyashの取締役CFOに就任。シリーズDでは海外VCを中心とする投資家から約50億円をエクイティで調達し、米決済系大手Block社(旧Square)によるアジア初の投資を受けたこととも話題となった。
その後ゴールドマン・サックス企業投資部でスタートアップへのグロース投資や投資先の取締役などを経て、2024年にマネーフォワード Startup Studioに参画し新規事業開発に従事。
一橋大学経済学部卒、カリフォルニア大学バークレー校MBA。
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NAME Mike BennerCOMPANY ACCJ Co-Chair of Energy Committee
Start-up Mentor/Advisor20年間通信分野に従事した後、エネルギー技術分野に移行。起業家・社内起業家としての経験を活かし、クライメット・エネルギーテックのベンチャー企業の日本参入・海外展開に関するコンサルティングを行い。サスティナビリティと収益性を高めながら炭素/気候への影響を削減するソリューションの導入に情熱を持ち。国境を越えたマネージメントと文化的移行に熟達。上場、民間、非営利の取締役会で非執行取締役の職を歴任。日本に35年以上住み、日本語が流暢。
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NAME 市川 隆志COMPANY 株式会社アスエク founder & CEO
1983年 米国ニューヨーク生まれ。大学卒業後、総合商社に入社し、金属、エネルギー、ESG業務に従事。2020年に企業のサステナビリティ・ESGの取り組みを支援する株式会社アスエクを創業。サステナビリティ・ESG戦略策定(マテリアリティ特定、TCFD・TNFD提言対応、CDP・ESGグローバル評価、脱炭素戦略など)のコンサルティング・アドバイザリーを提供する。また、ツーリズムセクター向けにサステナビリティ文化を醸成する新規事業を立ち上げ、リジェネラティブツーリズムに関する情報を発信するメディア “earth sustainaiblity”の企画・運営を行う。サステナビリティを重視したスタートアップの経営・営業戦略策定及び実行も支援する。
Program Scheduleプログラムスケジュール
2023年11月〜2025年3月31日の期間中に、5ヶ月のプログラム(募集期間含む)をそれぞれ2回ずつ実施します。
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第2期の
プログラム実施期間2024年11月1日〜2025年2月28日
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第1期の
プログラム実施期間2023年11月1日〜2024年3月31日
Selected companies採択企業
SUITz Tokyoは、①SUITz TOKYO Outbound Acceleration Programと②SUITz TOKYO Inbound Acceleration Programのふたつのプログラムから構成されます。本取組は、東京都が運営する多様な主体によるスタートアップ支援展開事業「TOKYO SUTEAM」での協定事業に選出されており、東京都や他の採択プロジェクトと連携して成果の最大化を目指します。
この度、①SUITz TOKYO Outbound Acceleration Program(海外展開を志す東京拠点のクライメートテック・スタートアップに対して、同分野に強みを持つグローバルVCとのマッチングの機会を提供し、資金調達を支援するプログラム)における、第1期に採択する国内スタートアップ企業10社と、パートナーVC7社を決定いたしました。
SUITz TOKYO Outbound Acceleration Program 第2期採択スタートアップ企業一覧(AtoZ)
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AC Biode株式会社AC Biode株式会社
CEO/ 久保 忠
「化学技術により、地球の温暖化ガス削減と海洋プラスチックはじめグローバルなごみ問題解決・リサイクル率向上に貢献する」をミッションに掲げ、触媒を用いて廃プラスチックをモノマーや水素等に分解する開発を行う。 -
BluefarmBluefarm
企業向けに、有機栽培のお茶の生産環境を提供する。同社独自の「温室効果ガス可視化システム」によって、企業は、有機栽培茶園への投資による温室効果ガスの削減量を見える化できる。企業のSDGsを推進すると共に絶滅の危機にある山間地の茶業を活性化することで、耕作放棄地の減少を目指す。
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クレアトゥラ株式会社クレアトゥラ株式会社
代表取締役CEO/服部 倫康
国内外のカーボン・クレジットのプロジェクト開発、及び、ITシステムの開発。グローバル基準の知見と現地の最新情報をもとに、エネルギー証書や高品質なカーボンクレジットの活用なども視野に入れた先端的で効果的なCO2削減ソリューションを提供する。 -
株式会社eMoBi株式会社eMoBi
代表取締役/石川 達基
地方&都市における移動や交通課題にフォーカスし、持続可能な移動の仕組みを作る。
現在は電動トゥクトゥクを活用した新たな観光移動サービスを展開。観光地での新たな移動手段、アクティビティとして全国で30台導入されている。
マイクロモビリティを活用した、誰もが自由に移動できる社会の実現を目指す。 -
株式会社エマルションフローテクノロジーズ株式会社エマルションフローテクノロジーズ
代表取締役社長 CEO/鈴木 裕士
エマルションフロー技術により以下のソリューションを実現
1.LiBバッテリーに含まれるレアメタルのリサイクル(廃棄バッテリーからリチウム、コバルト、ニッケル等を再生する)
2.PFAS含有物質(廃液等)からPFASを除去する -
ENELL株式会社ENELL株式会社
代表取締役:赤石 太郎
「空気から水を作る技術」を筆頭に革新的な4つの技術を駆使し、世界中の水源インフラにイノベーションを起こす「分散型マイクロ水源インフラ」の構築を目指す。この取り組みによって世界中の水供給を再定義し、より持続可能で健康的な未来を切り開く。 -
エシカル・スピリッツ株式会社エシカル・スピリッツ株式会社
代表取締役CEO/小野 力
日本酒生産工程の最後に生成される酒粕を再蒸留してクラフトジンを生産及び販売し、その利益から酒米を酒粕提供元の蔵元に提供し、再度そこから日本酒を生産するという世界初の循環型「エシカル・ジン・プロジェクト」を始動 -
PlastifarmPlastifarm
高知大学発のバイオベンチャー企業。同大学の環境バイオマテリアル研究室の研究成果を基に、納豆菌を利用した「ポリ-γ-グルタミン酸」の製造、およびポリ-γ-グルタミン酸の機能材料化を主事業とする。環境調和型の新素材開発を通じて、持続可能な社会への実現に貢献することを目指す。
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Quon EnergyQuon Energy
代表/野村 亮太
地球温暖化対策として、CO2排出量の少ない地熱発電に着目。特に、生産量を向上させるEGS技術に注目し、既存発電所の生産量回復や新規発電所の開発を目指す。EGSにより、地熱発電のポテンシャルを大幅に高め、脱炭素社会の実現に貢献する。
パートナーVC一覧 2期(AtoZ)
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JICN
本拠地:日本
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J-Seed
本拠地:日本
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Shizen Capital
本拠地:日本
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SOSV
本拠地:米国
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Yitu Capital
本拠地:香港
SUITz TOKYO Outbound Acceleration Program 第1期採択スタートアップ企業一覧(五十音順)
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Alchemist Material株式会社Alchemist Material Corporation
代表取締役/CEO:鈴木 達則
ごみから水素を製造する地産地消型装置を開発中。ゴミ問題、地球温暖化、エネルギー問題にチャレンジする。 -
株式会社OOYOOOOYOO Ltd.
代表取締役社長:並木 義雄
2020年に創業した京都大学発のスタートアップ。二酸化炭素とその他のガスを分離するガス分離膜の技術開発・製造を行っており、低コスト・省スペースの二酸化炭素分離回収技術の提供を目指す。 -
株式会社CULTACULTA Inc.
代表取締役:野秋 収平
品種改良を従来の5倍速で進める高速育種技術を強みとする農業スタートアップ。世界中の農家の収益性に貢献する垂直統合型のサポートを提供。プレミアム農作物ブランドとして、高品質な農作物を消費者に届ける。 -
株式会社グリーンケミカルGreen Chemical Inc.
代表取締役:岩越 万里
世界で豊富に存在する非可食バイオマス資源を活用し、石油由来製品を代替するバイオプラスチック材料や高付加価値製品の製造技術を有するベンチャー企業。地域活性化とSDGsに貢献することを目指す。 -
SORA Technology株式会社SORA Technology Co.,Ltd.
代表取締役:金子 洋介
マラリア対策手法の一つであるLSMを超効率化する。固定翼ドローンやAIを活用し、労働集約型のLSMを改善。水たまり探索やリスク評価を効率化する。従来と比べて60%のコストで実施可能。アフリカでのLSM導入を促進し、マラリア撲滅に貢献する。 -
Degas株式会社Degas Ltd.
代表取締役:牧浦 土雅
途上国(主にサブサハラアフリカ)における農業従事者の生産性と所得向上を実現するため、テクノロジーを活用したファイナンス機会の提供や、サステナブルな農法の導入などを行っている。直近ではリジェネラティブ農業の推進や、カーボンクレジットの事業にも進出。 -
株式会社Next CarbonNextCarbon Inc.
代表:白川 大記
2023年5月に設立した炭製品製造業。未利用のバイオマスの中から、ココナッツの殻に着目し通常廃棄するココナッツの殻や皮から生成した製鋼業界で使える新しい基準のバイオマス炭を製造・販売。 -
PEEL Lab株式会社PEEL Lab K.K.
代表:ジム・ファン
植物由来のレザーを中心に展開し、廃葉予定の植物や果物をアップサイクルした素材の活用を推進するグリーンテックベンチャー。独自技術で開発したパイナップルレザーを中心に、国内外の2B向けに提供。 -
株式会社FINBESTFINBEST Inc.
CEO:前山 翼
個人のCO2削減行動から環境価値を生み出し、環境に良い行動から収益化できるサービスの企画・開発と、Fintechサービスの受託開発事業を行っているスタートアップ企業。 -
ユナイテッドシルク株式会社UNITED SILK Co.,Ltd.
代表取締役:河合 祟
「シルクの力で、新しい未来を実現する」ことを目指し、シルクの可能性を広げ、食品、化粧品、そして医療等のあらゆる分野で活用していくための技術革新に取り組んでいる。愛媛県松山市・今治市において、スマート養蚕&シルク原料抽出加工までを行う一気通貫体制を実現。
第1期パートナーVC一覧(AtoZ)
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Dagny Capital
本拠地:EU
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FFVC
本拠地:米国
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JICN
本拠地:日本
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J-Seed
本拠地:日本
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Katalysen Ventures
本拠地:スウェーデン
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Remarkable Ventures
本拠地:米国
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Shizen Capital
本拠地:日本
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SOSV
本拠地:米国
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Venionaire Capital
本拠地:EU
Scheduleスケジュール
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第2期の
プログラム実施期間2024年11月1日〜2025年2月28日
- 2024年9月24日
- スタートアップの募集開始(オンライン)
- 2024年10月26日~10月27日
- 採択企業の選定(オンライン)
- 2024年11月1日
17:00-18:00 JST - Kick Off オリエンテーション(オンライン)
- 2024年11月5日〜
- メンタリング・セミナー開始(オンライン)
- 2025年1月28日
17:00-18:00 JST - 中間発表の開催(オンライン)
- 2025年2月28日
17:00-18:00 JST - Demo dayの開催
@ グローバルビジネスハブ東京
https://www.gbh-tokyo.or.jp/
※ 会場のみでの開催。オンライン配信なし
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セミナー
- Seminar 1 : 村上未来 氏 : 資金調達とエクイティファイナンス 11月8日 17:00-18:00
- Seminar 2 : 市川裕康 氏 : クライメートテックスタートアップの世界トレンド:12月10日(火)17:00-18:00
- Seminar 3 : 鈴木健吾 氏TBD